こんにちは。Day1 キャリア です。
「コンサル業界に転職するにはどんなスキルが必要なのだろう?」
「コンサルタントとして活躍するために欠かせないスキルは?」
コンサル業界への転職を考えている方の中には、このような疑問を抱えている方が多いのではないでしょうか。
また、「激務」や「UPorOUT(昇進するか退職するか)」といったコンサルティング業界の厳しいイメージから、「転職してから必要となるスキルをあらかじめ磨いておきたい」という方も多いはずです。
そこで本記事では、コンサルタントに欠かせない6つのスキルについて解説していきます。
それぞれのスキルを磨く具体的な方法についても紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください。
この記事について
- コンサルタントに欠かせないスキルが分かります。
- コンサルタントの必須スキルの磨き方が学べます。
- たった3分で読めます。
こんな方は必ず読んでください
- コンサル業界への転職を考えている方。
- コンサルタントに興味がある方。
- 自分のスキルを活かして仕事をしたい方。
この記事の信頼性
- 実際に筆者はコンサルタントとして大手コンサルティングファームで働いた経験があります。
- 多くの現役コンサルタントにヒアリングし、本当に役に立つ情報のみを発信しています。
なお「コンサルティングファームの面接について知りたい」という方は、以下記事でコンサル業界のケース面接について徹底解説しているのでぜひ読んでみてください。
コンサルファームの面接とは?ケース面接の代表的パターンを徹底解説
それでは解説していきます。
そもそもコンサルタントとは?
コンサルティングとは「組織や個人の経営課題を明確にして解決のための助言を行うこと」です。
つまり、コンサルタントとは専門的な知識や経験を活かして、経営課題のアドバイスやソリューションを提供する専門家です。
企業の経営戦略、業務プロセスの改善、技術導入、組織の変革など、その領域はさまざまです。
コンサルタントはクライアントの問題や目標を理解し、最適な解決策を提案することで、組織の成長や効率化を支援します。
コンサルタントの役割
コンサルタントの役割は多岐に渡りますが、一般的に次のようなものが挙げられます。
- クライアントとのコミュニケーション:
クライアントのニーズや要件を理解し、目標を明確にします。 - 課題の分析:
クライアントが抱える課題を分析し、解決策を探ります。 - 解決策の提案:
クライアントに対して最適な解決策や戦略を提案します。 - 実行支援:
提案した解決策や戦略の実行を支援し、必要に応じてプロジェクトを管理・推進します。 - 成果の検証:
実施した解決策の効果を検証し、必要に応じて改善を行います。
コンサルタントに欠かせない6つのスキル
では、コンサルタントに欠かせないスキルにはどのようなものがあるでしょうか。
コンサルタントはクライアントの経営課題を解決に導く役割であり、求められるスキルは多岐にわたります。
中でも、全てのコンサルタントにとって必須のスキルは以下の6つです。
- 問題解決能力
- タスク管理能力
- インプットする力
- コミュニケーション能力
- プレゼンテーションスキル
- 精神的なタフさ
それぞれについて、詳しく解説していきます。
1. 問題解決能力
企業経営の課題解決支援により価値を提供するコンサルタントにとって欠かせないスキルの一つは「問題解決能力」です。
問題解決能力とは、与えられた課題や問題に対して効果的な解決策を見つけるための能力やスキルを指します。
具体的には、問題や課題が発生した際に根本的な原因や本質を見極め、適切な対策や解決策を作成し、実行に移していく能力のことです。
コンサルタントの問題解決能力が低い場合、以下のような影響が生じる可能性があります。
- 課題の本質的な部分が解決できない
- 実行プロセスが混乱し、課題以外の部分にリソースを奪われてしまう
- クライアントの信頼を失う
問題解決能力は、コンサルティング業界で活躍する上では欠かせないスキルです。
2. タスク管理能力
コンサルティング業界では、たとえ不測の事態が発生したとしても、期日までにプロジェクトを達成しクライアントの要望に応えることが求められます。
そのため、コンサルタントは高いレベルの「タスク管理能力」が欠かせません。
タスク管理能力とは、与えられた仕事やプロジェクトを効率的に管理し、完了させる力のことです。
具体的には以下の要素を含む力を指します。
- プロジェクト全体を小さなタスクに分解し、管理しやすくする
- タスクの重要度や緊急度を理解し、適切な優先順位を設定する
- プロジェクトを適切な期限内に完了させるために時間管理をする
- 限られたリソース(時間、人員、予算など)を最適に活用する
- タスクの進捗状況を把握し、必要に応じてリカバリーする
コンサルタントは複数のプロジェクトやクライアントと並行して業務を行うことも多く、タスク管理能力は必要不可欠なスキルと言えます。
3. インプットする力
クライアントに対して価値のある提案やアウトプットを行うためには、その裏付けとなる膨大な知識が必要です。
クライアントのビジネスや業界構造知識はもちろん、政策や市場の最新動向についてなど広範囲の知識や経験が求められます。
これらの知識は、「インプットする力」無くしては蓄積できません。
インプットする力とは、新しい情報や知識を効果的に取り入れる能力を指します。
具体的には、以下を行うことができるとインプットする力があると判断できます。
- 新しいトピックや業界の情報を収集し、理解する
- 新しい知識やスキルを習得し、適用する
- 収集した情報や知識から洞察を得る
- 新たなパターンやトレンドを見つけ出し、意思決定に役立てる
デキるコンサルタントは、インプットすることが習慣化しており、常に新しい知識を身につけています。
4. コミュニケーション能力
コンサルタントに欠かせないスキルの4つ目は「コミュニケーション能力」です。
クライアントのニーズや要件を理解し課題を明確にするためには、高いコミュニケーション能力がカギとなります。
コンサルタントにとって必要なコミュニケーション能力とは、主に以下4つです。
- 会話およびテキストコミュニケーション
- ヒアリングスキル
- エンパシースキル
- 適切にフィードバックができること
エンパシースキルとは、相手の立場になって感情を理解し、適切な対応を行う能力のことです。
クライアント企業の外部の立場から客観的な視点で支援を行うコンサルタントにとって、エンパシースキルが身に付いていることでクライアントとの関係構築に役立ちます。
また、コンサルタントの働き方としてリモート勤務が一般的となった現在では、テキストコミュニケーションスキルの重要性がより一層高まっています。
適切な表現や言葉選びによって絶妙なニュアンスを伝えることができれば、リモート環境でも円滑なコミュニケーションが可能となります。
5. プレゼンテーションスキル
コンサルタントは、クライアントに対して提案や報告を行う際にプレゼンテーションを行います。
コンサルタントが行うプレゼンテーションはクライアントの意思決定プロセスにおいて重要な役割を果たします。
プロジェクトを成功に導くためには、魅力的で説得力のあるプレゼンテーションを行わなければいけません。
そのため、コンサルタントはクライアントやチームメンバーに対して、自身の考えや提案を明確に伝える能力である「プレゼンテーションスキル」が欠かせません。
プレゼンテーションスキルは、主に以下3つの要素によって構成されます。
-
クリアで論理的な構成
プレゼンテーションでは、情報を整理し、適切な順序で提示することが重要です。 -
適切な表現方法
プレゼンテーションでは、視覚的な要素(グラフ、チャート、図表など)を活用して、情報をよりわかりやすく示すことが重要です。
適切な視覚的表現を用いることで、情報の理解が促進され、説得力が増します。 -
説得力
コンサルタントは、プレゼンテーションでの発言や提案に説得力を持たせる必要があります。
具体的な事実やデータを用いて主張を裏付け、ロジカルな論理展開を示すことで、聞き手を納得させることが重要です。
プレゼン=発表 ではなく、「伝える」ということが一番のポイントとなります。
6. 精神的なタフさ
コンサルティングプロジェクトは複雑で不確実な状況下で行われます。例えば、クライアントの要求が変更されたり、予期せぬ問題が発生したりすることがよくあります。
また、プロジェクトの締め切りに追われ、常にタイトなスケジュールをこなしていく必要もあります。
そのような環境でストレスやプレッシャーに対処し、課題解決支援に集中するためには「精神的なタフさ」が求められます。
精神的なタフさを持つ人の特徴としては、主に以下が挙げられます。
- ストレス耐性
- 柔軟性と適応性
- プロフェッショナリズム
- ポジティブな姿勢
コンサルタントは、プレッシャーに押し潰されることなく、自身の成長の機会であると前向きにとらえて積極的に取り組んでいけるスキルが必要です。
それぞれのスキルを高める方法
ここまでコンサルタントに必須のスキルとは何かについて、それぞれ詳しく解説してきました。
読み進める中で自分に身に付けるべきスキルを見つけた方もいたのではないでしょうか。
そこでここからはコンサルタントに求められるスキルの磨き方について、以下の4つを紹介していきます。
- 問題解決能力を高めるための方法
- コミュニケーション能力を高めるための方法
- タスク管理法
- インプット術
問題解決能力を高めるための方法
問題解決能力を高めるためには、日々のトレーニングが有効です。
「論理的に考える(ロジカルシンキング)」ことを意識するため、まず理解しておきたい思考法やフレームワークを一覧で紹介します。
| ゼロベース思考 |
前提知識や既存の枠組みにとらわれず、まっさらな状態から物事を考える思考方法。 |
| ファクトベース思考 | 意思決定や問題解決の際に、客観的な事実やデータに基づいて分析し、判断する思考方法。 主観的な意見や感情に左右されず、客観的な情報と根拠に基づいて結論を導きます。特に、複雑な問題に対処する際や重要な意思決定を行う際に有用です。 |
| ピラミッドストラクチャー | 元マッキンゼーのバーバラ・ミント氏が考案した、話の流れを論理的に組み立てるためのフレームワーク。 結論(メインメッセージ)を頂点におき、結論の下に根拠(キーメッセージ)となる事柄を並べることで、結論に至るまでのプロセスを明確に示すことができます。 |
| ロジックツリー |
複雑な問題や課題を構造化し、論理的な分析と解決策を導きだすためのフレームワーク。 |
| MECE |
情報や要素を相互に排他的でかつ網羅的に分類するためのフレームワーク。 |
基本的な思考方法を抑えた後は、「フェルミ推定」の問題を解くトレーニングをしましょう。
フェルミ推定とは、複雑な問題や未知の事象に対して、論理的思考と想像力を組み合わせ問題に対する概算を見積もる手法です。
正確なデータや情報が得られない状況下で問題を解決する際に効果的で、ノーベル賞物理学者エンリコ・フェルミ(1901-1954)にちなんで名付けられました。
このトレーニングを行うことで、コンサル業界で多く行われる「ケース面接」の対策にもなります。
おすすめの書籍
仮説思考、MECE、ゼロベース思考、ロジックツリーなど、ビジネスをする上で知っておきたいことが実例を交えて紹介されています。
コミュニケーション能力を高めるための方法
コンサルタントに欠かせないコミュニケーションスキルを構成する4つの要素を身につけましょう。
ここでは、それぞれについてわかりやす解説されている書籍を紹介します。
【会話およびテキストコミュニケーション編】
シンプルな言葉で相手を動かす技術が7つのパターンで解説されており、初心者の方にもわかりやすくまとめられています。
【ヒアリングスキル編】
人材育成コンサルタントとして、時間術・スピーチ・プレゼンテーション・交渉などをテーマに年間200回以上の講演を行なう筆者が、具体的かつ実践的な「聞き方」のコツを解説。
人を動かすのは「聞く力」である、という人気コンサルタント直伝のコミュニケーション術を学べます。
【エンパシースキル編】
インタビューや取材のなかで知り得た会話のメソッドと、人間関係がスムーズになる「共感力」を紹介したコミュニケーションの教科書と言える一冊。
著者はテレビやラジオ等で幅広く活躍するフリーアナウンサーの唐橋ユミさん。
【フィードバック編】
SAPジャパン、マッキンゼーを経て株式会社コンカーを創業した筆者が実践する「フィードバック」スキルについて、図解を用いてわかりやすく解説されています。
コンサルタント同士で活発に行われているフィードバックのノウハウを学べる一冊です。
タスク管理法
コンサルタントとしてプロジェクト管理を行う際に抑えておきたい手法に「WBS(Work Breakdown Structure・作業分解構造図)」があります。
WBSとは、プロジェクトに必要な作業を階層的に分割して表現したものです。
以下が基本的な作成手順です。
| WBS作成手順 ①プロジェクトの定義と目的の明確化 ↓ ②主要な作業項目やタスクの特定 ↓ ③タスクを階層的に整理し、期日や担当者を決める |
WBSはエクセルやスプレッドシートを利用して作成するのが一般的です。
また、プロジェクトマネジメントスキルを体系的に学ぶために資格を取得することもおすすめです。
特にIT領域でコンサルタントとして活躍したい方には、「プロジェクトマネージャ試験(PM)」が最適です。
プロジェクトマネージャ試験はシステム開発におけるプロジェクトマネージャとしてのスキルがあるか否かを測る試験で、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が実施しています。
気になる方はぜひ公式HPをチェックしてみてください。
インプット術
アウトプットのスピード感を求められるコンサルタントにとって、時間は何よりも貴重です。
そんな中でも、優秀なコンサルタントの多くはコンスタントな知識のインプットを欠かしません。
ただ闇雲に知識を取り込もうとするのでは時間が足りなくなってしまいますが、以下2つのポイントを意識することで格段にインプットの質が向上します。
- 必要な情報のみを拾う
- デッドラインを設ける
▪️ 必要な情報のみを拾う
本や記事の内容を最初から最後まできっちり読むのではなく、自分にとって必要な部分のみに目を通すようにしましょう。
そのためには、情報をインプットする前に「自分が入手したい知識や情報」を明確にしておくことが大切です。
▪️ デッドラインを設ける
資料を読み込む前に、費やす時間を設定することも効果的です。
一見すると当たり前のことですが、意識していないとダラダラと時間を消費してしまいがちです。
デットラインを設けることで、残りの時間を意識しながら効率よくインプットすることが可能です。
最後に
以上、コンサルタントに欠かせない6つのスキルについて解説してきました。
コンサルタントはクライアントの経営課題を解決に導く役割であり、求められるスキルは多岐にわたります。
身につけていきたいスキルが見つかった方は、ぜひ積極的にスキル習得に取り組んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
この記事を執筆しているKICK ZA ISSUE株式会社では、コンサルデータバンクという日本最大級のコンサルタントコミュニティを運営しています。
コンサルデータバンク
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