こんにちは。Day1 キャリア です。
「副業で収入アップしたいが、何から始めるべきかわからない」
「本業が仕事量に比べ給与が低く、割に合わない」
そのような思いから、副業を検討しているエンジニアも多いのではないでしょうか?
実際、副業に興味のある方は増えています。
Job総研による『2022年 副業・兼業に関する実態調査』では、89.8%が「副業を始めたい」と回答しています。

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000113.000013597.html
実際に副業ができていない理由は、職場から副業を禁止されている、または実際にどう始めれば良いのかわからないという声があります。
今回はそんな副業をしたいエンジニアの方向けに、
- 高単価な副業案件の探し方
- 会社にバレずに副業を始める方法
をお伝えしていきます。
この記事について
- なぜエンジニアは副業をすべきかが分かります。
- 副業をどう始めるべきか分かります。
- 収入をアップするイメージが掴めます。
こんな方は必ず読んでください
- 副業を始めようとしているエンジニアの方。
- 会社にバレずに副業を始めたい方。
- エンジニアとしてのスキルをアップしたい方。
この記事の信頼性
- 実際に筆者は会社にバレずに副業エンジニアとして活動しています。
- 収入アップはもちろんスキルアップにも繋がっています。
- 多くの現役副業エンジニアにヒアリングし、本当に役に立つ情報のみを発信しています。
それでは解説していきます。
副業は本業よりも稼げるのか?
結論、副業は多くの人の場合、本業よりも稼ぎやすいです。
これは、ビジネスモデルで説明ができます。
例えばSIerやSESで働いている場合、クライアントからもらう報酬は会社が中抜きしています。
なぜなら、報酬から営業マンやバックオフィスの給与を支払ったり、内部留保や将来の事業へ投資するためです。
残った金額が、エンジニアへ支払われることになります。
しかし、本人が直接営業し、受注する場合はどうでしょうか?
クライアントからもらう金額として引かれるのは、案件獲得のために使った費用以外ありません。
実際に、エンジニアの副業での時給単価は4,000円が相場と言われており、一般的な単価で考えると高い傾向にあります。
とはいえ、個人だからこそ買い叩かれるケースも少なくありません。
そのため、案件単価を上げていくためには「コツ」が必要になります。
本記事では「案件単価を上げていく方法」について触れていきますので、ぜひご参考ください。
エンジニアが副業をするメリット
案件の獲得方法をご紹介する前に、まずは副業のメリットからみていきましょう。
メリット① 収入アップに繋げられる
副業する上で大きなメリットは、やはり収入アップです。
先ほどお伝えしたように、本業よりも高い収入を得やすいです。
より使えるお金が増え、生活水準を上げることができます。
メリット② スキルアップができる
自身が求めるスキルを、副業で賄うことができます。
例えば、現状コーディングのような下流工程がメインだったとしても、副業で要件定義などの上流工程を経験することもできます。
理想の状態との差分を確認し、それを埋めるために案件を選べると、非常に良い経験となります。
メリット③ 新しい人脈を獲得できる
副業から、新たな人脈ができます。
20代だと活用が難しいですが、30代以降はキャリア形成に活きてきます。
強固な人脈形成ができると案件もカンタンに獲得できるようになります。
メリット④ 転職や独立に向けた経験が得られる
先ほど述べた要素から可能なのが、転職や独立です。
副業で安定的に案件が獲得できれば独立できますし、副業先からより良い条件でのオファーが来ることも少なくありません。
また、副業で戦略的なキャリア形成もすることができます。
足りないスキルを副業で補えられれば、その分引く手も増えてきます。
自身の将来像に対して足りないスキルを考え、本業では経験できないスキルを副業で経験できると良いでしょう。
実際、リクルート社が行った2022年調査によると、上記以外にも副業をすることで得られるメリットが多くあることがよく分かります。

出典:https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/2022/0720_11468.html
エンジニアが副業するデメリット
次に、副業するデメリットについて確認していきます。
デメリット① プライベートの時間が減る
やはり大きなデメリットは、自由な時間が減ることです。
他職種よりも時間の制限はないものの、やはり本業以外での時間捻出が必要になります。
そのため、本業が激務であれば副業はおすすめしません。
デメリット② 確定申告などの事務作業が必要になる
副業での収入が20万円を超えると、確定申告が必要になります。
サラリーマンだと確定申告や経費精算などの事務作業に慣れていないケースも多く、業務以外で時間がかかってしまいます。
こういった手続きは、一定のストレスになり得るでしょう。
デメリット③ 本業へ身が入らなくなる
副業での収入・スキルアップの魅力から、本業に身が入らなくなるケースもあります。
特に社内での昇進を考えていたり、転職でのキャリアアップを考えている場合は、本業での成果は重視すべきです。
エンジニアの副業案件獲得方法
ここまでエンジニア副業のメリット・デメリットについて解説してきましたが、実際にどのように案件を獲得するのか見ていきましょう。
クラウドソーシングを使う
利用している人が最も多いのは「クラウドソーシング」です。
具体的には「クラウドワークス」や「ランサーズ」などがあります。
低単価な案件が多いのがデメリットですが、その分案件は獲得しやすいです。そのため、最初に実績を作るためには有効です。
フリーランスエージェントを使う
クラウドソーシングの次に多いのは、フリーランスエージェントです。
「レバテックフリーランス」や「ギークスジョブス」などがあります。
エージェントを利用するメリットは、自身で営業する必要がないことです。
スキルマッチした案件を紹介してくれたり、クラウドソーシングよりも高単価な案件が多いため、副業を始める際はおすすめの手法といえます。
以下でエンジニア副業におすすめのエージェントを紹介していますのでぜひ見てみてください。

https://day1career.com/fukugyo-engineer-agent/
求人サイトから探す
求人サイトから案件を探す方法もあります。
「Indeed」や「Wantedly」などを見ると、副業募集している企業はたくさん見つかります。
クラウドソーシングに比べて活用している人は減るため、価格競争になりにくいのも特徴。
エージェントのようにマージンを取られることもないため、おすすめの方法といえます。
SNSで営業する
人より収入アップする際に必要なのは、自身で営業することです。
特にSNSでの営業がおすすめです。
経営者(発注者)でTwitterやFacebookを活用している人は多く、求人などに公開されていないような案件も取れるため、高い単価になるケースも多いです。
ただ、営業力も必要になってくるため、案件を獲得するまで時間がかかります。
実績もより見られるため、ステップを踏んでからSNSで営業することをおすすめします。
自身の人脈を活用する
人脈から案件を獲得するケースもあります。
これが一番楽に、かつ高単価で案件が獲得しやすい方法といえます。
ハードルは高い分、やはり実績を出していたり、人付き合いが上手な方が人脈を活用できています。
エンジニア副業の種類(案件例)
次に、エンジニア副業の案件例について見ていきましょう。
システム上流工程
高単価になりやすいのが、要件定義や設計などの上流工程です。
エンジニアは売り手市場のため、優秀な人を採用するのが難しいのが現状です。そのため、フリーランスで優秀な方に発注することも多いです。
これは転職の実績にもかなり使えるため、おすすめの案件といえます。
システム下流工程
エンジニアの案件として多いのは、コーディングなどの下流工程です。
特にクラウドソーシングの案件で多く見られます。
要件定義の経験がなく、まずは本業と親和性のある案件を取りたい方におすすめです。
ソフト導入
近年増えているのが、ソフト導入です。
近年さまざまなITツールがリリースされていますが、実際の導入・活用方法を知っている人は多くありません。
業務削減を考えている経営者や、案件はあるものの人手の足りていないコンサルティング会社が多く発注しています。
ライティング
初心者でも獲得しやすいのが、ライティングです。
主に自社メディアの記事投稿を目的として依頼されています。
プログラミングと比べて、ライティングは買い手市場のため、低単価な案件になりやすいです。
しかし、参入障壁としてはかなり低いため、社会人経験の少ない方におすすめの仕事といえます。
起業
選択肢の一つとして「せどり」や「YouTuber」など、労働対価以外で稼ぐ方法もあります。
マネタイズするまで時間はかかりますし、場合によっては全く稼げないことも少なくありませんが、成功した際のインパクトは非常に大きいです。
エンジニアの場合は、「プロダクト開発」か「ブログ」「YouTube」などが考えられます。
自身でサービスを開発・成長させていくことにより、ビジネスの感度も高くなります。
また、やりがいを感じやすいのも特徴といえるでしょう。
初心者が副業で収入アップする方法
実際に副業で高収入を得ていくには、いくつか踏むべきステップがあります。
1から副業を始めることを想定し、解説していきます。
ステップ1:実績を作る
最初のステップは、実績を作ることです。
案件を獲得する際、基本的には今までの成果物で評価がされます。
そのため、本業や個人の活動でポートフォリオとなるものを作っておく必要があります。
実績のレベルによって案件単価も大きく変動するので、まずは外部に示せるものを時間をかけて作りましょう。
ステップ2:クラウドソーシング・エージェントで案件を獲得する
実績ができたら、次に副業の経験を積みましょう。
最初はクラウドソーシングやフリーランスエージェントを使い、求めるスキルや単価から案件を探していきます。
最初は実績作りのために、単価を低くした案件獲得をすると良いでしょう。
スキルや経験を積んでいけば自然と案件単価も高くなるので、ストレッチしすぎない案件を選ぶことをおすすめします。
ステップ3:SNS・求人サイトから自身で営業する
先ほどの実績をもとに、次は自身で営業活動をしましょう。
なぜなら、クラウドソーシングやエージェント経由だと、マージンが発生してしまうためです。
自分で営業できるようになると、マージンも発生せず、単価の交渉もできるようになります。
SNSや求人サイトから営業し、高単価案件を獲得できるように動いてみましょう。
ステップ4:ディレクターになる
案件をコンスタントに取れるようになったら、実際に手を動かす人を探してみましょう。
スキルはあるものの営業が苦手な方は多いですし、案件を振れるようになれば、自由な時間も作りやすくなります。
ここまで来れば独立もしやすくなるので、働き手を増やす行動も取ってみて下さい。
会社に副業がバレない方法
近年、従業員の副業を認める企業の数が増えてきました。
実際、2022年に実施された経団連の調査によると、全体として約半数以上の企業は自律的なキャリア形成支援として従業員の副業を認めています。

出典:https://www.keidanren.or.jp/journal/times/2022/1027_04.html
しかし、副業が禁止になっていなくとも、会社にバレずに副業を始めたいケースはよくありますよね。
ここでは、会社にバレずに副業をするにはどのような対策をすればいいかご紹介します。
住民税を自身で納付する
確定申告書の「住民税に関する事項」の欄で、「自分に交付」を選択しましょう。
本業の給与と住民税が合わない場合、何かしらで収入を得ていることがバレてしまいます。そのため、自宅に住民税の通知がくるようにしておきましょう。
税金を減らす
住民税を自身で納付に切り替えるだけだと不十分です。
なぜなら、税務署の担当者が誤って特別徴収(給与から差引き)してしまう可能性もあるためです。
そうなる前にするべきなのが「税金を減らす」こと。
具体的には、経費精算をして所得額を減らしていきます。
より詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
絶対に社内の人に話さない
当然ではありますが、絶対に社内の人へ副業の話はしないでください。
信頼している人だとしても、一度話してしまうと副業の話は漏れる可能性があります。副業禁止の環境であれば、絶対に社内で副業の話はしないと心に決めておくことをおすすめします。
SNSで本人特定される情報を出さない
併せて気をつけたいのが、SNSの使い方です。
SNSで営業をする際、副業が禁止されている場合は、本名を載せるべきではありません。それ以外にも「どこで働いているか」「どんなプロジェクトに関わっているか」などはプロフィールに書かないようにしましょう。
会社にバレずに副業するための詳しい内容は以下記事でも解説していますので、ぜひ見てみてください。

https://day1career.com/fukugyo-barenai/
まとめ
エンジニア副業は、収入・スキルアップのための有効な手段です。
ベンチャー企業を中心に雇用の多様化は進んでおり、副業の案件数は今後も増えていくことが予想されます。
ぜひ本記事を参考に、副業の一歩を踏み出してみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございます!
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