【徹底解説】クラウドソーシングでの副業は稼げない?原因と攻略ポイント5つ

 

こんにちは。Day1 キャリア です。

企業の業績悪化や政府主導の働き方改革の波をうけ、副業が解禁された方も増えてきたのではないでしょうか?

副業をする際に活用したい便利なサービスが「クラウドソーシングサービス」です。国内だけでも大規模なサイトが10以上あり、副業をする方にとっては仕事を受注するために必須のサービスとなりつつあります。

しかしこのクラウドソーシングですが、「思うように稼げない」という意見もあります。

この記事では、クラウドソーシングでの副業が稼げないと言われる原因と、正しく稼ぐための攻略法をご紹介します!

 

この記事について

  • クラウドソーシングでの副業がなぜ稼げないのかが分かります。
  • 同時にクラウドソーシングでの副業を成功させる方法が分かります。
  • たった3分で読めます。

こんな方は必ず読んでください

  • クラウドソーシングでの副業を始めようと思っている方。
  • クラウドソーシングで思うように稼げない方。
  • おすすめのクラウドソーシングサービスを知りたい方。

この記事の信頼性

  • 実際に筆者は実績ゼロの状態から、この方法で受注率と金額をアップさせました。
  • 発注者としての経験もあり、本当に役に立つ情報のみを発信しています。

 

それでは解説していきます。

なお本業にバレずに副業を始めたい、という方は以下記事もおすすめです。

副業 バレない【徹底解説】副業は会社にバレる?副業バレを防ぐたった3つの方法
https://day1career.com/fukugyo-barenai/

 

クラウドソーシングとは?

そもそもクラウドソーシングとはなにかをご紹介します。

総務省は『平成26年度版 情報通信白書』内で、クラウドソーシングを以下のように定義しています。


クラウドソーシングとは不特定の人(クラウド=群衆)に業務を外部委託(アウトソーシング)するという意味の造語であり、発注者がインターネット上のウェブサイトで受注者を公募し、仕事を発注することができる働き方の仕組み

つまりクラウドソーシングとは、インターネット上で「仕事をして欲しい人」と「仕事をしたい人」をつなげるプラットフォームのことです

ここでの「仕事をして欲しい人」(発注者)と「仕事をしたい人」(受注者)は、ともに不特定多数の組織や個人となります。

 

 

基本的に仕事の受発注から納品・報酬の支払いまで、全てオンラインで完結できるのがクラウドソーシングの特徴です。

また、システム開発やWebデザインといった専門的なスキルが求められる業務からデータ入力やアンケートモニターといった経験不問の作業まで多種多様な案件募集があることも大きな特徴です。

実際に日本最大級のクラウドソーシングサービスであるクラウドワークスでは、登録されている案件の仕事カテゴリーは200種類以上にのぼります。(2023年5月時点)

クラウドソーシングをうまく活用できれば、自分の強みを生かして副業をすることが可能です。

クラウドソーシングでの副業が稼げない4つの理由

幅広い案件の中から自分のやりたい仕事を探せるサービスであるクラウドソーシングですが、「なかなか稼げない」という意見もあります。

「クラウドソーシングでの副業が稼げない」主な理由は以下4つです。

1. 下流工程の案件が多く、単価が低い

クラウドソーシングで募集されている案件には、下流工程の案件が多く存在します。

これはクラウドソーシングの特徴として「誰でも仕事を募集できる・受注できる」ことに起因しています。
個人が自分でやる必要のない単純作業の業務を発注している案件も多く、そういった案件ではスキルや経験が不問なため単価が低く設定されています。

実際にクラウドワークスに掲載されている約12,000件の案件の内、70%にあたる約9,000件は作業系の案件になっています。

具体的な作業系案件の例とその単価感は以下です。

  • アンケート回答:5~10円 / 件
  • ライティング:0.5~2円 / 文字
  • リスト作成:5~10円 / 件

もちろん作業系案件以外にもコンサル案件・開発案件・デザイン案件などがありますが、これらも他のクラウドソーシングサービスに比べて案件単価が相対的に低いのが特徴です。

単価の低い作業系案件が多く、それに合わせて全体的な案件単価が低くなっている、と言えるでしょう。

 

2. 手数料がかかる

クラウドソーシングサイトの多くが登録や案件への応募は無料で行えますが、案件を受注すると手数料が発生します。

実際にクラウドワークスでかかる手数料は、以下の通りです。

報酬額 システム利用料(手数料)
20万円超の部分 5%
10万円超20万円以下の部分 10%
10万円以下の部分 20%
タスク形式での場合 20%

引用:クラウドワークス公式サイト

たとえば10万円の仕事を受注した場合、ユーザーの手取りは8万円になります。

このような手数料は他のクラウドソーシングサービスでもかかるのが一般的で、サイトによって異なるものの基本的に案件単価の10%〜20%の手数料が受注者負担になっていることも、「クラウドソーシングが稼げない」と言われる原因のひとつです。

 

3. 案件の競争率が高い

「クラウドソーシングでの副業が稼げない」と言われる理由3つ目は、「競争率が高く仕事がなかなか受注できない」という理由です。

条件のいい案件には、たくさんの受注者からの応募が殺到します。

発注者はその中から、最も優秀な候補者を選び、仕事を依頼します。

クラウドソーシングの利用者数は増加し続けており、案件数が多い一方で案件への応募者も多くなっています。

発注者からすると多くの応募者から選ぶことができるためメリットはありますが、応募者からすると選んでもらうのには一苦労です。

実際、筆者がクラウドワークスに掲載した案件には約40もの応募が集まりました

仕事の取りにくさ、また供給過多による単価の下落も「稼げない」とされる理由です。

 

4. 継続案件が少ない

クラウドソーシングで募集される案件の多くは単発案件であり、長期間に渡って発注が発生するような案件は稀です。

単発案件が多いということは、案件が終わるたび営業を繰り返す必要があり、常に仕事を探している状態に陥ってしまいます

新たなクライアントを見つけるという労力がかかることに加え、初回だからという理由で単価が下がってしまうことも、「稼げない」とされる理由です。

また、基本的にクラウドソーシングを通さずに契約することは禁止されています。

良いクライアントに出会え継続的に案件を依頼してもらえる状況が作れたとしても、案件を受けるたびに手数料がかかってしまうため、直接契約するよりは「稼げない」という状態になってしまうわけです。

 

クラウドソーシングでの副業で稼ぐための対策

それではクラウドソーシングでの副業で稼ぐためにはどうしたら良いのでしょうか。ここでは5つの対策をご紹介します。

1. プロフィール内容を充実させる

クラウドワークスでの副業で稼ぐためにまずにすべきことは、「プロフィール内容を充実させること」です。

充実したプロフィールが設定されていれば高い競争率を勝ち抜いて案件受注ができ、クラウドソーシングで稼ぐハードルは一気に下がります。

仕事を発注するクライアント側の立場からすると、応募者の選定ではプロフィール内容は必ず確認しています。
実際にチェックしているポイントは以下です。

  • スキルや経験・実績が明確に書かれているか
  • 人柄がイメージできるか(プロフィール画像が設定されているか)
  • どんな強みや得意分野があるのか
  • 本人確認認証がされているか

上記を参考に「この人に仕事をお願いしたい」「この人なら信頼できそう」という印象を発注者が抱くような充実したプロフィール内容にするのがいいでしょう。

 

2. 高評価数を増やす

クラウドソーシングでの副業で稼ぐためには、「高評価数を増やすこと」です。

ほとんどのクラウドソーシングサイトでは案件完了後に受発注者同士が評価し合うという仕組みになっており、高評価が多くあればクラウドソーシングで稼ぐハードルは一気に下がります。

具体的に高評価数が増えることで、以下のメリットがあります。

  • 受注率が向上し、営業にかける時間が減る
  • 単価の交渉で有利になる

 

発注者からの高評価を得るためには、特別なことをする必要はありません。
以下のポイントをおさえて業務を行えばOKです。

  • 自分のスキルに見合った案件に取り組む
  • 納期は必ず守る
  • 丁寧なコミュニケーションを心がける

全てオンライン上で行う仕事であるため、円滑に仕事を進められることが高評価に繋がります。

 

3. 営業数を増やす

クラウドソーシングで稼ぐためには、「最初のうちはとにかく数を打つ」ことを心がけましょう。

時間をかけて渾身の営業文を作っても、クライアントは忙しいため、なかなか読んでくれません。

実際、実績やスキル不足以上に営業の数が足りてない方はたくさんいます。

プロフィール内容を充実させたあとは、泥臭く数を打ちましょう。

 

4. スキルや付加価値をつける

スキルや付加価値をつけ、相談される側を目指すのも、クラウドソーシングで稼ぐ立派な手段といえます。

ただ単に「案件をこなせる」「言われたことが正しくできる」だけでは、クライアントは振り向いてくれません。

他に受注者はたくさんいるので、安く仕事をしてくれる方に依頼するだけでしょう。

案件をこなせることはもちろん、自分にしかできないサービスを加え、クライアントにアピールすることが大切です。

そのためにも複数のスキルをかけ合わせるなど、自分なりの付加価値とアピール方法を考えましょう。

そうすることで案件の継続も獲得しやすく、稼ぐことにつながります。

たとえば、以下のようなケースが挙げられます。

  • 「HP制作をデザイン面だけでなく、SEOを意識した設計と実装を行うことで、流入増加に貢献します」
  • 「経営コンサルティングだけでなく、実際の営業先紹介やチーム組成もお手伝いします。」

このように依頼に対して+アルファの付加価値を提供することで、競合よりも優位に立ち高単価の案件を獲得しましょう。

 

5. 複数のクラウドソーシングサービスを併用する

上記4つの対策と並行して、複数のクラウドソーシングサイトを利用することで副業収入を更に拡大することができます。

クラウドソーシングサービスによって、掲載されている案件種類や単価感、手数料も大きく変わってきますので自身に合うクラウドソーシングサービスを利用することで副業収入を最大化することができます。

今回は、副業する上でおすすめのクラウドソーシングサービスを3つご紹介します。

 

1. コンサルデータバンク

名称 コンサルデータバンク
案件種類 コンサルティング案件
単価感 ¥10,000 ~ / 時間
手数料 無料
URL https://consul-data-bank.com/

副業でのコンサル案件を探すなら「コンサルデータバンク」がおすすめです。

コンサル案件に特化しているからこそ案件単価が高く、かつ手数料もかからないので副業収入を最大化できます。

1時間のスポットコンサル案件から長期プロジェクト案件まで多数掲載されており、自身のペースに合わせて案件を受注することができます。

また案件掲載だけでなく、コンサルナレッジを学ぶことができたり、他のコンサルタントと情報交換することができるため、副業コンサルを始めるには心強いパートナーとなることでしょう。

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2. クラウドワークス

名称 クラウドワークス
案件種類 作業系・デザイン系・開発系・コンサルティング系 他
単価感 ¥1,000 ~ 5,000 / 時間
手数料 報酬額の5% ~ 20%(報酬額・仕事形式によって異なる)
URL https://crowdworks.jp/

「クラウドワークス」は、日本最大級のクラウドソーシングサービスです。

事務系から開発系まで、多種多様な種類の案件が掲載されています。

他のクラウドソーシングサービスと比較するとシステム手数料が高い印象ですが、報酬未払いを防ぐシステムや毎月3,000円以上の報酬を獲得している受注者への確定申告サポートなど、手厚い支援があるのが特徴です。

副業を初心者の方はクラウドワークスを利用することで安心して案件受注の機会を得ることができます。

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3. HiPro Tech

名称 HighPro Tech
案件種類 IT系全般
単価感 ¥5,000 ~ 20,000 / 時間
手数料 無料
URL https://tech.hipro-job.jp/

最後におすすめするのは、「HiPro Tech」です。

HiPro TechはエンジニアやITコンサルタント向けのIT関連の副業案件が掲載されており、手数料がかからないのが特徴です。

専任のエージェントがあなたに合った副業案件を紹介してくれるので、「IT系に強みがある」「自身に合った案件を紹介してほしい」という方にはオススメです。

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まとめ

以上、「クラウドソーシングでの副業は稼げない」と言われる原因と対策をご紹介しました。

クラウドソーシングは実績があるかないかで、稼ぐ難易度が大きく変わります。

そのためクラウドソーシングでの副業で稼ぐために最初にすべきことは、「なんとしてでも実績を作ること」です。

この実績を0から1にするフェーズで、諦めてしまう方が大半です。

自身に合ったサービスを利用し実績を積み上げ、副業収入を最大化しましょう。

 

以上、最後までお読みいただきありがとうございます!

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それでは!

 

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