【必読】副業・フリーランスになる人は知っておきたい!著作権トラブルとその解決法

 

こんにちは。Day1 キャリア です。

近年副業を始める方やフリーランスになる方が増えています。個人がスキルを持ち、個人の力で稼ぐのが当たり前になりました。

そんな中、ブログを開設したり、SNSで情報発信をすることを通じて自身のアピールやビジネスの集客を行うことはもはや必須です。

しかしそんな副業・フリーランスの方に、ブログやSNSでの情報発信を行う前にぜひ知っておいてほしいことがあります。

それが「著作権」です。

 

インターネットの普及により、誰もが情報や作品をコピーし、利用できるようになりました。

私たちはコピー&ペーストが容易にできるデジタル環境にいますが、著作権がなくなったわけではありません。

情報や作品は著作権で保護されているため、利用する際には十分に注意を払う必要があります。

コンテンツ制作は疲れるものです。文章であれ、映像であれ、時間と才能が必要です。

そのため、他人の著作物をコピーして済ませたいという誘惑に駆られることもあります。

 

しかし著作権侵害は、あとで重大なトラブルを招くことになるのです。

この記事では、デジタル時代の著作権について、実際の事例を元に解説します。

「著作権侵害で大金と信頼を失いたくない」という方は、必ず読んでください。

 

この記事について

  • 副業・フリーランスが学ぶべき著作権の重要性が分かります。
  • 著作権侵害のよくある事例を知ることができます。
  • 著作権侵害を起こさないための対策法を学べます。

こんな方は必ず読んでください

  • これから副業・フリーランスとして活動を始める方。
  • 最低限の著作権侵害の事例を学んでおきたい方。
  • 著作権侵害を起こさない方法を知りたい方。

この記事の信頼性

  • 実際に筆者の知人はIT企業を25年以上経営し、著作権トラブルに巻き込まれた経験があります。
  • 自分ではなくスタッフが著作権侵害したことで、大金と信頼を失いました。
  • その際に実際に行った対処方法を公開しています。

 

それでは解説していきます。

 

著作権侵害とは何か?

そもそも「著作権」とは、情報や作品などの制作者を保護するもので、これは、情報、文章、画像など、あらゆる知的作品を対象としています。

これは知的作品であるコンテンツを生み出した人の権利を守る目的があり、著作権を認めることでコンテンツである著作物の権利を守ることを目的にしています。

この著作権を無視し、無断で利用することを著作権侵害と呼びます。

デジタル時代の主な著作権侵害とは、あるウェブサイトのコンテンツを別のウェブサイトやSNSに無断で掲載することです。

盗用されたコンテンツを公開しているウェブサイトやSNSは、元のウェブサイトにあるコンテンツの著作権を侵害しているため、侵害ウェブサイトと呼ばれます。

インターネットには、大量のコンテンツがあり、ついついコンテンツを流用してしまいがちですが、他人の著作物を許可なく使用すると、著作権侵害になるので注意が必要です。

 

著作権侵害の事例

実際に知人が経験した著作権違反の話を紹介します。

知人は、あるウェブサイトを制作していました。

多数の案件を抱えていたため、外注のデザイナー様に、女性の顔写真を加工してウェブサイト用のバナー画像の制作を依頼しました。

その女性はウェブデザイナーとして経験が豊富で信頼していたので、特に何も心配していませんでした。

女性の顔写真を利用したバナー画像はすぐに制作され、知人はそれを制作中のウェブサイトに掲載したのです。

6ヶ月くらい経過したとき、ある大手の著作権管理会社からメールが来ました。

その内容は、次のようなものでした。

「あなたのウェブサイトで使用している女性の画像は、私たちが著作権を持っています。もしこの画像を使い続けるなら、(1)正当な金額を支払うか、(2)違約金を支払って画像を取り外すか、どちらかを選択してください。もしそうしなければ、著作権法違反で法的な措置を執ります」

知人は大変驚きましたが、(2)違約金を支払って取り外す方を選択しました。

なぜなら、正当な金額は100万円を超えていたからです。

メールの返信でそのことを伝えると、次のメールが来ました。

そこでは、「では、あなたが女性の画像をウェブサイトに掲載した期間を教えてください」と書かれていました。

過去に遡ってウェブサイトの変更履歴を確認できるサービスがありますから、掲載期間はごまかせません。

知人は正直に「6ヶ月くらいです」と答えました。

「6ヶ月であれば、違約金は10万円です。すぐに指定した銀行口座に振り込んでください」と返信が来たので、知人はその通りにしました。

10万円を振り込んだ2週間後、その著作権管理会社から、「今回の著作権違反については全ての問題が解決された」という内容の証明書が郵便で届きました。

これが、知人が引き起こした著作権違反の一部始終です。

自身が十分に注意していても、発注先が著作権違反することもあるのです。

全ての責任は発注主にありますから、発注先が起こした著作権違反の責任も発注主で対処しなければなりません。

 

著作権侵害の解決法

著作権は、自身が違反しなくても、スタッフや発注先が違反するかも知れません。あなたは責任者ですから、あなた自身が著作権者に謝罪し、場合によっては違約金を支払わなければならないのです。

では、著作権違反を回避するにはどうしたら良いでしょうか?

画像やイラストの場合、最も簡単な方法は、商業利用が認められている素材サイトを利用することです。

現在では、たくさんの素材サイトがあります。安く高品質な画像・イラストを自由に使用できるので、そのようなサイトを利用するようにしましょう。

文章の場合は、コピーチェックサイトを利用すると良いでしょう。https://ccd.cloud/ のようなサイトでは、執筆した文章がネット上の他の文書とどれくらい似ているかをチェックしてくれます。

必ずこのようなサイトの利用をスタッフや発注先に義務づければ、ほとんどの著作権違反は防止できます。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

ウェブサイトやSNSで情報発信をする際に、著作権に関する正しい知識を身につけておくことは非常に重要です。

この記事を読んで少しでも同じようなトラブルに巻き込まれない方が増えることを祈っております。

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